ドングリ工房とは?

ドングリ工房の物づくりの「姿勢」

ITの急速な発展により、日夜、利便性の向上がアップデートされる現代。

物販に関しては、買い物をする場所は実店舗から画面上へと移行し、物の価値観も転換期を迎え、「所有」から「シェア」へと様々な分野で謳われています。

それにより、失われていくのは売り手の確かな商品知識、ヒアリング、提案力などの「人の接客力」。

ひと昔前までは、買い物かごをぶら下げた奥様が、商店の主人と雑談をしながら夕飯のおかずを調達する。「人が人から買う時代」でした。

人を介すからこそ気分が高揚し、知識も得られ、楽しい。

それが買い物の本質と考えます。

当工房は、現代のツールも利用しながらも、「人から人」への基本姿勢は崩さずにクライアントからの要望をヒアリングし、使い手にとってベストと思えるパーソナルな設計をプランニングします。

当工房には物づくりの三大テーマが存在します。

「機能性」、「耐久性」、「意匠性」です。

使いやすく、頑丈で、見た目が美しいからこそ長きに渡り使い続けられ、時の流れとともに愛される。

そんな想いで日々、物づくりと向き合っています。


代表プロフィール

代表者氏名:work neme ドングリ 本名:田中 友喜

昭和57年生まれ。出身地:滋賀県草津市

最終学歴:京都芸術デザイン専門学校

専門卒後、東南アジアを三ヶ月間バックパッカーし、その後、大阪で内装設計・施工の基礎を学んだ後、住宅リフォーム会社営業、cafe店長を経験し、現場で飲食店舗に必要な機能を習得。その後は飲食店経営会社の役員を務め、経営のノウハウを習得。令和元年6月1日よりドングリ工房をスタートさせる。

現在は、美容業、飲食業を経営する株式会社another choice(Tokyo)の店舗設計責任者に外部委託で就任。

根っからのDIY思考で口癖は「無いものは作ってしまえ」。

タフな作りが好き。古いものが好き。機能的で美しいものが好き。

好きな言葉は「プロフェッショナル」




今後の展望


代表の田中が、この事業を通して発展と共に叶えたい望みとは、

「日本の物作りの素晴らしさを後世に残し続けること」です。


少子化と共に、後継者不足が様々な分野で囁かれる今、建築、インテリア業界も例外ではありません。

ドングリ工房は、今は産声を上げたばかりの一企業体に過ぎませんが、事業開始のこの時期に、一人で物づくりをすることではなく、もっと大きな視野で広く波及する大志を抱くことからスタートを切るべきと考えました。しかし、いきなり建築業界全体を考えるというのは現実味と説得力に欠けます。そこで、私が目下の目標とすることは、全国の「駆け出しのプロの家具職人たち」に焦点を当て、彼らの稼業が持続可能な世の中を作りだすこととしました。

なぜ家具なのか?なぜわざわざ「プロの」と付けたのか。そこにも理由があります。まず、私自身が、現在家具を手掛けるデザイナー兼職人であることで、良くも悪くも同業の境遇を理解できる立場で話をすることが出来ます。

また、昨今はONLINEでのハンドメイドマーケット(以下、hmm)を運営する企業がちらほらと存在します。そのウェブマーケット上には無数の出店者と商品が存在し、ユーザーはデバイスの画面上で商品を物色し、現物を確認することなくカード決済等で買い物ができるスタイルです。この「ハンドメイド」の定義が非常に広義的であることから、副業で小遣い稼ぎが目的の初心者DIYerから確かな腕を持つプロまでが入り交じり、当然スキルの振り幅も大きく混沌とした状態です。

それ故、低価格で出品している素人作家が多く、相場はかなり低いものです。そうなると、ユーザーはこのマーケットを「安くハンドメイド品が買える市場」と捉え、品質の高い仕事をして、正当な価格設定をするプロの職人は「高い」と一蹴されます。

結果、そこで売れているのは、見せ方が上手く、宣伝上手で低価格なお店です。それがhmmの現状です。では、プロはhmmから主戦場を変えればいいのでは?といった意見が飛び交いそうですが、駆け出しのプロの職人はどこから仕事をとってくるかで日夜悩んでおり、初期費用不要で出店できるhmmは渡りに船と言え、スポット的売上であっても有難い市場といえるのです。

但し、ハンドメイドもブームを過ぎ、過渡期を迎えたこの市場にプロが出店をし続けることに、私は警鐘を鳴らすと共に、プロに対して新たなステージを用意したいと考えています。それを介してプロの職人たちが確かな収入源を得られることで、後継者問題も解決の方向へ向かう一手となることと考えます。課題は沢山浮上しますが、様々な分野のプロフェッショナルの協力のもとにロジックを組んでいくことで、必ず実現出来ると確信しています。あとは、いつもの「無いものは作ってしまえ」精神で実行に移すのみです。



事業内容

・店舗デザイン

・店舗工事

・家具デザイン

・家具製作

・オリジナルブランド「rebirth product」商品開発、製作、プロモーション

・キッチンカーインテイリア、エクステリアデザイン

・内装塗装

・外壁塗装